やまもと歯科クリニック

AEDの使い方

IMG_1069.JPG最近では駅や市役所、学校など公共の場で目にする事が増えてきAED(自動体外式除細動器)。平成19年埼玉県歯科医師会が会員に無料配布を決定しましたが、私達は以前より歯科医院という公共の場という立場を考え自ら設置いたしました。また周辺での万一の場合に備え、周囲に周知するため「AED設置場所」のステッカーを掲示しております。


AEDはどのように使えばいいのか
あなたの行動で救える命があります! −AEDを使用した救急救命処置−

 あなたは、突然目の前で人が倒れたらどうしますか?

 心臓の病気等で倒れた方のほとんどが、心臓が細かく震える心室細動という状態で、血液を全身に送り出せないことが多いといいます。
 この状態に最も有効な処置が、心臓の筋肉に電気的な刺激を与える電気ショック(AED)です。

 AEDを含めた適切な救急救命処置が途切れることなく迅速に行われること(救命の連鎖)で、傷病者を助けられる可能性が格段に高まります。AEDを使用する前の段階での心肺蘇生法も知っておくことも重要なので、AEDの使用方法とともに、ぜひ一連の流れとして覚えておいてください。

1分でも早い救命行為が有効
 病院外での心停止の件数は年間2〜3万人と推定されています。心停止の場合、1分経過するごとに生存率が約7〜10%低下するとされているため、救急車が現場へ到着するまでの間(約6〜7分)のAEDを含む心肺蘇生処置が非常に重要となってきます。

 心肺蘇生法はどのように行えばよいのか

(1)【迅速な通報】
「大丈夫ですか」など、数回呼びかけ肩などを叩き、意識を確認し、意識がない場合は、周囲の人に救急車(119番通報)、AEDの手配を依頼してください。

(2)【迅速な人工呼吸と心臓マッサージ】
・頭部を後屈させ、あごを前方に引き出すように持ち上げ、気道確保を行い、呼吸の確認を行います。呼吸がなければ、鼻をつまんで静かに2回息を吹き込みます。1回の吹き込み時間は1秒とします(人工呼吸)。傷病者の呼吸・咳・体動の有無を確認します。
・呼吸・咳・体の動きがなければ、1分間に100回のリズムで30回心臓マッサージ(3.5〜5cmの深さで圧迫)と2回の人工呼吸のサイクルを連続して絶え間なく行います。傷病者がうめき声を出したり、普段どおりの息をし始めた場合や救急隊に引き継ぐまではこのサイクルを継続してください。

(3)【迅速な除細動(心臓への電気ショック)】
 AEDが到着次第、ただちにAEDによる除細動を行ってください。
(1) AEDが到着したら傷病者をあおむけにし、傷病者の肩の脇にAEDを置きます。

(2)【電源を入れる】
電源ボタンを押すものや、カバーを開けると自動的に電源が入るものがあります。

(3)【電極パッドを傷病者の胸に貼る】
電極パッドを貼る位置は、一枚は右胸上部の鎖骨の下に、もう一枚は左脇胸の下約5〜8cmのあばら骨の上に、しっかりと密着させて貼ります。

(4)【心電図の解析が行われる】
傷病者に誰も触れていないことを確認し、解析を行います。音声の指示に従ってください。

(5)【除細動(心臓への電気ショック)を行う】
心電図の解析結果から電気ショックが必要な場合は、自動的に充電が開始され、「ショックが必要です」との音声指示があります。充電終了後に「ショックボタンを押してください」と音声指示があるので、救助者は誰も傷病者に触れていないことを確認し、点滅している放電ボタンを押します。ショックが与えられると傷病者の体に突っ張った動きがあります。

(6)【除細動実施後の対応】
・ 「ショックは不要です」の音声指示が出た場合で、呼吸・せき・体の動きなどがないときは、まだ心臓は機能していませんので心肺蘇生法を再開してください。また、呼吸・せき・体の動きなどがあったときは、心臓が機能し始めています。呼吸状態を観察し不十分な場合には人工呼吸を行ってください。正常な呼吸になれば、傷病者の体を横向きにしてください。
・心肺蘇生法を再開して2分経ったら、AEDは自動的に心電図の解析を再び行います。音声メッセージに従って傷病者から手を離し、周りの人も傷病者から離れます。以後は心電図の解析・電気ショック・心肺蘇生法の再開の手順を、約2分間おきに繰り返します。

※ 心肺蘇生行為(AEDを含む)において、救助者が責任を問われることはありませんので、ためらわずに迅速に対応しましょう。

■AED使用時の注意事項
・ 8歳未満または体重25kg未満の小児には使用できません。
・ 病者の胸が汗や水でぬれている場合は、乾いたタオルでふき取ってください。
・ ペースメーカーなどが埋め込まれている場合は、でっぱりから3cm程度離してパッドを貼ってください。
・ パッドを貼る位置に貼り薬がある場合は、貼り薬をはがしてからパッドを貼ってください。
・ ネックレスや貴金属がある場合、すぐに取り外せる場合は外します。

朝霞消防署では定期的に救命講習会を行っているようです
埼玉県南西部消防本部